よくある質問
水子供養はどうすればいいのですか?
水子とは不幸にしてこの世に生を授けず、親の愛も薄くして流産した死児とか、堕胎児のことで、葬儀もされずそのままになっているのを、水子地蔵を立てて水子の供養をしたりお寺の水子地蔵尊で供養してもらいます。地蔵菩薩は幼い水子の霊を浄土へ往生するために救い導いてくださいます。
お墓のお手入れと供養はどうしたらいいの?
草取りを面倒がり墓所にコンクリートを敷きつめた墓がありますが、草取りこそ供養です。墓所の掃除後、お墓を洗い清めるわけですが、ただヒシャクで水を注ぐだけでなく、タオルなどできれいにふきとり、ついで清い水を花立・水鉢にたっぷりと満し花を供え、線香をあげて合掌礼拝します。
五輪塔について
亡くなった人を成仏、往生させ亡き人をもっとも大切にする格式の高い形式の墓とされています。
五輪塔の形は地球のえになっている空、風、火、水、大地を表しています。平安時代後期に広まり、現在に至っています。
(注) 宗派が浄土真宗の場合、五輪塔になじみがない場合が有りますので、お寺に相談をして建立を判断して下さい。
なぜ浄土真宗では「戒名」ではなく「法名」というのですか?
「法名」は、仏教に帰依して仏弟子となった人に授けられる仏法の上での名前であります。この法名は、僧侶にあっては得度式により、また在家の人は生前に帰敬式を受けることによって、ご本山よりいただくのです。もし、存命中に法名をいただかなかった門信徒のかたが、亡くなられたときに限り所属寺のご住職がこれをつけることになっています。
浄土真宗では、すべて二字の法名で、その法名の上に「釋」の字をつけるのを例とします。「釋」というのは釋迦牟尼仏の名を略したもので「釋○○」とするのは仏弟子になったことを表します。
「戒名」は戒律を守って修行する人々に付けられる名前であり「法名」とは違います。ですから、修行の経歴を表す道号(四字や六字の戒名)や、修行生活の形態を表す位号(信士・信女・居士・大姉等)は本来浄土真宗では用いないのです。
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